学資保険にドルスマートはあり?デメリットから考えるリスク&評判

学資保険にドルスマートはあり?デメリットから考えるリスク&評判

学資保険代わりに「ドルスマート」はあり?

ヘッダー 学資保険よりドルスマート?

 

 

「学資保険の代わりにいかがですか?」

 

 

最近、「学資保険を相談したら外貨建て(ドル建て)終身保険を提案された」というケースが増えつつあります。

 

近年はマイナス金利などの影響を受けて国内で運用される学資保険の貯蓄性は低下しており、「より教育資金を増やしたい」というニーズに応えるものとして外貨建て終身保険での代用は注目を集めています。

 

特に、利回りが高くインフレにも対応していることで人気なのがメットライフ生命の「USドル建終身保険ドルスマート」(以下、ドルスマート)です。

 

しかし、外貨建て終身保険は保険料の支払いや保険金、解約返戻金の受取がドルで行われるため為替リスクが最大のデメリットとなり、ここを理解せずには決して選んではいけません。

 

ここでは学資保険代わりに「ドルスマート」を選ぶ際のメリット・デメリットについて述べていきます。

 

(最終更新:2018年11月)

 

 

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「そもそも学資保険って何?」「どう選び分けるの?」「今のおすすめ商品は?」など、基本をイチから知りたいという方はまず以下のページから御覧ください。


貯蓄性を重視!学資保険おすすめ比較ランキング2018

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学資保険の仕組みは?最近の動向は?

 

まず改めて学資保険とは、主に子供が生まれてから大学に進学するまでの0〜18才くらいまで保険料を払い込み、その後に金利が上乗せされたかたちで満期金(学資金)を受け取る仕組みとなっています。

 

学資保険のイメージ

 

 

また、保険料の払い込み期間中に契約者(親)が死亡したりケガや病気、障害を負った場合は、その後の保険料支払いが免除されます。

 

つまり貯蓄+保障の保険です。

 

学資保険で最も重視されるのは「いかに返戻率が高いか(増やせるお金が多いか)」です。

 

しかし近年、マイナス金利政策などの影響で学資保険の貯蓄性はどんどん下がる傾向にあります。

 

現在、国内で販売されている学資保険でトップクラスの返戻率となっている主な商品は以下の通りです。

 

 

2018年学資保険おすすめトップ5
商品名 返戻率の目安 保険料払込期間 特徴
ニッセイ学資保険 祝金なし型(日本生命)

104.0%

18歳まで

18年プランでトップクラスの返戻率。祝金を受け取らないプランでの返戻率が高い。
つみたて学資(明治安田生命) 104.2%

15歳まで

返戻率トップクラス。15歳までの保険料支払いのため、毎月の保険料はやや高め。「高額割引」で返戻率が高まる。
ソニー学資保険V型(ソニー生命)

104.0%

18歳まで

返戻率トップクラス。ソニー生命のライフプランナーを通じての加入となる。
みらいのつばさ(フコク生命)

101.7%

17歳まで

「兄弟割引」を適用すれば返戻率がよりアップする。
こども共済学資応援隊(JA共済) 100.4% 18歳まで 保険料を年払いにすると返戻率が約104〜105%にアップする。
※30歳男性/保険料払込期間15〜18年で比較

 

 

このように、現在の学資保険の貯蓄性は高くても104%程度であり、決して大きくお金を増やせるとまでは言えません。

 

死亡保障を重視するなら選ぶ価値も出てきますが、「より教育資金を増やしたい」という方にとっては物足りなさを感じてしまいやすいのが現状です。

 

 

「学資保険の代わりに終身保険」とは?

 

そうした最近の学資保険の流れを受けて今、注目されているのが「外貨建て終身保険」を学資保険の代わりに使う方法です。

 

終身保険(終身死亡保険)とは、「いつ亡くなっても必ず保険金が受け取れる死亡保障保険」であり、払い込んだ保険料を保険会社が運用することで将来の解約時に支払った保険料以上の金額を解約返戻金として受け取ることができます。

 

 

※終身保険のイメージ
終身保険グラフ

 

 

終身保険は老後の資産形成のひとつとして活用されることが多いのですが、子供が生まれてから10年などなるべく短期で保険料を払い込むことで学資保険と同じように死亡保障+貯蓄の効果を得ることが可能です。

 

学資保険や終身保険で教育資金を積み立てる場合のそれぞれの比較ポイント、メリット・デメリットは以下の通りです。

 

優れている部分を色付けします。

 

 

学資保険 終身保険
保険料の支払期間 0〜18歳くらい 0〜18歳くらい
返戻率 より高め より低め
学資金(保険金)の受取時期 大学入学or在学時まで(〜22歳) いつでも解約して受け取れる。ずっと持ち続けて貯蓄性をさらに高めることも可能
契約者(親)の死亡時 その後の保険料支払いが免除され、予定通りのタイミングで保険金を受け取る すぐに死亡保険金が支払われ、保険金額も高い
途中解約 返戻率が9〜10割と高め 返戻率が7割以下と低め

 

参照
学資保険より良い?終身保険を学資保険がわりに使うメリット

 

 

終身保険の主なメリットとしては「死亡保険金額が高い」、必ずしも大学への進学時期に解約する必要はないために「使いみちを学資金だけに限定する必要がなく、より長く保有して貯蓄性を高めて他の目的に使うことも可能」という柔軟性が挙げられます。

 

一方、デメリットとしては国内で運用する終身保険は子供が大学に入るまでの短い期間(約18年)だと「学資保険より返戻率が低くなる」という点が挙げられます。

 

 

「外貨建て終身保険」とは?

 

終身保険を学資保険代わりに使う際の「返戻率の低さ」というデメリットを補うのが外貨建て終身保険です。

 

一般的に保険会社は預かった保険料を国内投資で運用しています(国債や地方債、社債などがメイン)。

 

しかし外貨建て終身保険の場合、預かった保険料を米ドルや豪ドルなどの外貨に換えて海外の投資先で運用します。

 

 

ドル

 

 

海外のより利回りの高い投資先を選択することで、将来的な受取金額(解約返戻金)をより高めようとしているのが外貨建て終身保険のメリットです。

 

例えば最近であれば、メットライフ生命の外貨建て終身保険「USドル建終身保険ドルスマート」(以下、ドルスマート)などが人気となっています。

 

 

ドルスマート

 

メットライフ生命「USドル建終身保険ドルスマート」の加入例

  • 保険料払込期間:30歳から10年間
  • 保険金額:5万ドル
  • 保険料:162,35ドル/月
  • 18年後の解約返戻率:114.0%(ドルで計算)

※30歳男性/積立利率3.0%で計算

 

 

保険料は外貨で設定され、将来的な解約返戻金も外貨で受け取ることになるのが外貨建て終身保険の特徴です。

 

なのでその時々の為替(通貨の交換レート)によって円換算の保険料、死亡保険金、解約返戻金は変動します。

 

外貨建て終身保険は現在多くの保険会社から販売されていますが、「ドルスマート」の一番のメリットはその貯蓄性にあります。

 

終身保険の利回りを示す積立利率(銀行預金でいう利子のようなもの)が最低保証で3.0%と高い水準で設定されています。

 

また「ドルスマート」の積立利率は市場の動向によって見直される変動型です。

 

もしインフレ(物価の上昇、円の価値の低下)が起きた時には積立利率が見直されて保険金や解約返戻金が増やされる対応が期待できます。

 

つまり将来的なインフレにも対応しています。

 

参照
インフレにも対応!「積立利率変動型」終身保険とは?

 

 

例えばソニー生命の外貨建て終身保険は積立利率が固定型であったり、ジブラルタ生命だと最低保証利率がなかったりします。

 

最低保証がある高い積立利率でインフレにも対応できるという強みを持つ「ドルスマート」は現在、外貨建て(ドル建て)終身保険の中では専門家の間でも突出した評価を得ています。

 

また保険料支払いはより短期の10年払いを選ぶことで返戻率を上げることが可能です。

 

試算例にある通り、10年払いを選べば解約時の返戻率は約114%です。

 

現在、国内の学資保険で返戻率がトップクラスの「ニッセイ学資保険」を同じ条件(10年払い)で試算すると返戻率は約107%ですので、貯蓄性は明らかに上回ります。

 

 

ニッセイ 公式サイト

日本生命「ニッセイ学資保険」の加入例

  • 学資金:300万円
  • 保険料支払期間:10年間
  • 保険料:23,320円/月
  • 返戻率:107.2%

※加入年齢30才/月払い/こども祝金なし型で計算

 

参照
トップクラス返戻率!ニッセイ学資保険評価レビュー

 

 

こうした利回りの高さから、最近では「学資保険への加入を相談したらドル建て終身保険をすすめられた」というケースも増えつつあります。

 

保険を販売する立場からすると「ドル建て終身保険の販売手数料は学資保険よりも高い」という事情もあり、より積極的におすすめしてくるケースは少なくないようです。

 

 

一番のデメリットは「為替リスク」

 

ただし、「ドルスマート」などの外貨建て終身保険にもデメリットはあります。一番大きいのが為替リスクです。

 

 

為替

 

 

加入例にも示したように、外貨建て終身保険はドルなどの外貨で保険料を積み立て、将来の解約返戻金も外貨で受け取ります。

 

つまり、その時の為替レートによって円に換算したときの金額が変動します。

 

例えば解約返戻金を3万ドル受け取った時、ドル円レートが1ドル=120円なら3万ドル×120円=360万円となりますが、1ドル=90円なら3万ドル×90円=270万円となり、金額は大きく変わってきます。

 

最も理想的なのはドル安の時に保険料を積み立てて、ドル高の時に解約して返戻金を受け取ることです。

 

しかし、老後の資金準備など解約時期のタイミングをある程度調整できるのならまだ良いのですが、学資保険は必要となる時期、つまり「出口」が決まっています(大学への進学時期)。

 

学資金が必要な時に大きくドル安となっていれば、ドルとしては増えていても円に換えたときには元本割れとなるリスクもゼロではありません。

 

 

「絶対に失敗できない教育資金を為替リスクにさらすべきではない」

 

 

そう主張する声も少なくはありません。

 

外貨建て終身保険を学資保険の代わりに使うことには専門家の間でも意見が分かれています。

 

基本的には「金融知識に乏しいので手堅くいきたい」という方は円建ての学資保険を選び、「為替や資産運用についてそれなりに知識があり、為替リスクも受け入れる」という方なら外貨建て終身保険を学資保険代わりに活用する余地があるといえます。

 

少なくとも確実に言えることは、学資保険代わりにドル建て終身保険を選ぶということは、より投資性が高まるということを意味します。

 

ここをどう捉えるかが選び分けの一番のポイントになると言えるでしょう。

 

 

まとめ

 

外貨建て終身保険を学資保険の代わりに使うのは「より高い貯蓄性が期待できる」というメリットがある一方、「教育資金を為替リスクにさらすことになる」というデメリットも抱えることになります。

 

この点をよく理解したうえで選び分けていくことをおすすめします。

 

「そもそも学資保険って何?」「どう選び分けるの?」「今のおすすめ商品は?」など、基本をイチから知りたいという方はまず以下のページから御覧ください。


貯蓄性を重視!学資保険おすすめ比較ランキング2018

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