ローコストで高利率!「低解約返戻金型」終身保険の特長とメリットとは?
高い貯蓄性の終身保険!
「生涯、いつ亡くなっても保障金が出る」「解約すれば支払った保険料が返ってくる」という死亡保障+貯蓄のメリットを持つ終身保険(終身死亡保険)。
終身保険は各保険会社からたくさんの商品が出ていますが、その特性によっていくつものタイプに分けられます。
その中でも、「保険料が安く、満期以降に解約した時の返戻率が高くなる」という特長を持ち、現在の終身保険の主流となっているのが、「低解約返戻金型」終身保険です。
「ローコストで上手に備える生命保険」を考える時にぜひ検討したい、当サイトでもおすすめのタイプです。
その特長とメリット、デメリットはどこにあるのでしょうか?以下に解説します。
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「そもそも終身保険って何?」「他の生命保険との違いは?」「今のおすすめ商品は?」など、基本をイチから知りたいという方はまず以下のページから御覧ください。
必要性&選び方がすぐわかる!終身保険おすすめ比較ランキング2017
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「低解約返戻金型」終身保険とは?
「低解約返戻金型」終身保険とは、そのまま読めば「解約した時に返ってくるお金(解約返戻金)が低くなる終身保険」という意味です。
「えっ?解約した時に返ってくるお金が少なくなるなら損じゃない?」と思ってしまいそうですが、解約返戻金が少なくなるのは保険料の払い込み期間に限ってのことです。
満期まで保険料を払い込んだら、その後の解約返戻金は通常タイプの終身保険よりも高い利率となって返ってきます。
低解約返戻金型終身保険のイメージ
つまり「低解約返戻金型」終身保険とは、通常の終身保険よりも保険料払い込み期間中の解約返戻率を抑えたぶん、満期以降の解約返戻率を高くした終身保険という意味なのです。
終身保険の2つのタイプの特長比較
保険料 | 途中解約での解約返戻率 | 満期後の解約返戻率 | |
---|---|---|---|
通常型 | 高い | 高い | 低い(98〜105%) |
低解約返戻金型 | 安い | 低い | 高い(110~120%) |
低解約返戻金型終身保険=貯まる保険!
終身保険は3つの生命保険(終身保険、定期保険、収入保障保険)の中で最も保険料が高く、契約した場合には払い込みを終えるまで長期間にわたって家計に大きく影響します。
「毎月の保険料をなるべくローコストで抑えたい」と考える場合には通常タイプの終身保険より、より保険料の安い「低解約返戻金型」終身保険が優れています。
また、死亡保障だけでなく貯蓄としての意味も持つ終身保険は、なるべくなら解約した時になるべく多くの払い戻しがあるほうが良いですよね。
毎月の保険料を安く抑えることができ、なおかつ満期まで払いこんだらより多くの払い戻し金がもらえる「低解約返戻金型」終身保険は「なるべく安く」「より多くのお金が返ってくる」という貯まる保険なのです。
終身保険でまず最も注目すべき点は貯蓄性です。
当サイトでもこのタイプの終身保険をおすすめする理由はここにあります。
「途中解約」というデメリットに気をつけよう
ただし、「低解約返戻金型」終身保険にはデメリットもあります。
一番大きいのが途中解約リスクです。
もし将来、何かしらの理由でまとまったお金が必要になったり、もしくは保険料を支払い続けることが困難となり、この保険を途中で解約してしまうと、約7割程度の少ない払い戻し金しか受け取れません。
つまり元本割れです。
「低解約返戻型」終身保険を途中解約した場合の返戻率の一例
経過年数 | 年齢 | 解約返戻率 |
---|---|---|
10年 | 40才 | 72.1% |
20年 | 50才 | 76.3% |
30年 | 60才 | 81.0% |
31年 | 61才 | 116.9% |
40年 | 70才 | 126.9% |
※色付けした部分は低解約返戻期間
実際、20年や30年の長期契約となる終身保険では、保険料を支払いきれずに途中解約してしまう契約者は決して少なくありません。
解約返戻金が少ないうえにその後の死亡保障まで無くなってしまう。
こうした事態だけはどうしても避けたいものです。
なので、「低解約返戻金型」終身保険を契約する際には、絶対に途中解約しない余裕を持ったプランで契約する必要があります。
この点さえ心がけることで、「低解約返戻金型」終身保険は「保険料が安く、解約した時により多くの払い戻し金が受けられる保険」として上手に活用できます。
まとめ
「低解約返戻金型」終身保険の特徴は以下の通りです。
- 保険料がより安い
- 満期までは解約返戻率がより低い
- 満期以降に解約返戻率がより高くなる
- 途中解約リスクが大きいので余裕を持ったプランが必要
これらの特徴を踏まえて選ぶ必要があります。
また「低解約返戻金型」終身保険の商品は各社から出ており、貯蓄性が異なるのみならず、それ以外にも様々な特徴を持っています。
当サイトではそれぞれの商品の比較ランキング、評価レビューを行っていますのでぜひご参照ください。
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